2022年度
4月の園だより
ようやくあたたかな春の日射しに心躍る日々になりました。まずは、新入園児の皆さん、入園おめでとうございます。天使幼稚園での生活を通して、一人一人が新しい仲間に出会い、楽しい経験を重ねることで、大きく成長されることを心から期待し、お祈りいたします。
コロナの感染が多少収まって来たとはいえ、まだまだ安心できる状況ではありません。いろいろ面倒や不便もありますが、感染防止対策をしっかり取り、お互いの健康を守りながら日々を過ごしてまいりましょう。また、3月末で園を去られた先生方に代わって、新しい体制で新年度が始まります。田中ルイさん、今浦彩華さんを新しい教員仲間としてお迎えし、職員一同気を引き締めて取り組んでまいります。保護者の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
自然は毎年、定められたように春を迎えます。しかし、人間の生活はそうではありません。予想しない出来事に出会うのが常と言ってもよいかもしれません。そうしたことを含めて、わたしたち皆、大きな力に支えられて生きていることを思い、いたずらに心配することなく、希望をもって歩んでゆきましょう。新しい年度が、園全体にとって、また、皆様お一人お一人にとって豊かな恵みの年となるようお祈りいたします。
園長 作道宗三
5月の園だより
長く目を楽しませてくれた桜に代わって、新緑が美しい季節になりました。新年度が始まって早くも一月、毎朝聞こえた泣き声の御挨拶に代わって、お友達との出会いを楽しみにする子どもたちの笑顔が楽しみな日々となっています。
長年奉仕された先生方に代わる新体制のもとでの滑り出しは、ほぼ順調といえますが、研修に出られる先生方の穴を埋めたり、まだ油断のできないコロナ感染症への対応等、課題は尽きることがありません。
隣接する教会では、4月17日に復活祭をお祝いしました。復活の喜びはその日だけでなく、2か月近く続く復活節の間、さらに言えば、一年にわたって記念し、祝うべきものです。「苦しみを通して喜びへ」という言葉は、いろいろな場面で使われますが、キリストが十字架の苦しみと死を通して、復活の栄光に入られたということは、教会の一番基本となる確信です。
わたくしたち皆、それぞれの苦しみを経験しながら生きて行きますが、それが、より大きな成長と喜びにつながることを、園での生活を通して、子どもたちにも伝えることが出来たらと願っています。
園長 作道 宗三